カーリング用語集

CURLING GLOSSARY

基本的なカーリング用語

リード:1投目と2投目を担当する選手。投球時以外は主にスイーパー(掃き手)となります。
セカンド:3投目と4投目を担当する選手。投球時以外は主にスイーパー(掃き手)となります。
サード:5投目と6投目を担当する選手。投球時以外は主にスキップが投げる際のバイススキップとなります。
スキップ:7投目と8投目を担当する選手。投球時以外はハウスから指示を出します。
リザーブ:他の選手が出場できない状況の場合に代わりとなる控えの選手です。

※スキップは最後に投げることが多いですが、決まりではありません。スキップ以外のプレイヤーが最後に投げる場合はその投球者はフォースと呼ばれます。

 

シート(アイス):カーリング用に整備されたレーンのことを言います。距離は45.72mで幅は5mです。
ティー:センターラインとティーラインが交わる点で、得点の入るハウスの中心点です。
ハウス:ティーを中心にした円のことです。最も内側の円の半径は0.15m、最も外側の円の半径は1.83mです。
ハック:ストーンの投球時に蹴る台のことです。
バックライン:ハウスの奥にあるラインです。バックラインを越えたストーンは無効となります。
ティーライン:ハウスの中心のラインです。
ホッグライン:ハウスの手前にあるラインです。
センターライン:シートの幅に対する中心を示すラインです。
サイドライン:シートの両端のラインです。サイドラインに接したストーンは無効となります。
フリーガードゾーン:ホッグラインからティーラインまでのゾーンです。エンドごと、両チームのリードの投球と先攻チームセカンドの1投目まではストーンを除外してはいけません。

カーリングの道具

ストーンは直径30cmの円盤状に成形されており、素材は強度と滑りやすさに優れ、水をあまり吸わないスコットランドの花崗岩製の石のみが使用されています。その為1つ10万円以上もする高価なものです。
重さは約20kgあります。


ストーンの速度、方向を調整する為に使用するスウィーピング用のブラシです。

ブラシヘッドの素材は豚毛や馬毛もありましたが、現在はナイロンパッド等が主流となっています。

スライダーと言って片足の靴底が滑りやすいようにツルツルのテフロン加工がされたシューズを使用します。
反対の靴底は氷上でも滑りにくいように出来ています。

投球の時以外はアンチスライダーという専用の滑り止めカバーを装着できます。

保温とスウィーピング時の保護の為にグローブをします。スウィーピング用に滑りにくい素材が使われています。
ストーンの投球時はコントロールに影響がでないようにグローブを外し、素手で行われます。

試合におけるカーリング用語

両チームの4人が1人2投し、1チームで全8投、両チームで合計16投の投球をすることをエンドと言います。1試合でこのエンドを10回行います。
エンド終了ごと、ティーに最も近いストーンを投げたチームに得点が入ります。10エンドの総得点が多いチームの勝利となります。 シートはエンド終了ごとに方向を逆にして使用されます。

両チームともにハウス内にストーンがなく0点の状況のことを言います。0−0でエンドを終えた場合は次のエンドの先攻・後攻は替わらずに行われます。

3得点以上獲得してエンドを終えることを言います。

全てのエンドを終えて同点の場合に行われる延長戦のことを言います。

点差や試合状況からの勝てないと判断し、相手チームの勝利を認めることを言います。6エンドを後から行えます。相手チームへ敬意をこめて、スキップが相手選手に握手を求め、競技が終了となります。

投球の種類

投球のことを言います。

ハウス内に置きにいくショットのことを言います。

既にあるストーンに当て、投げたストーンをアウトにしないショットのことを言います。

相手チームのストーンを2つ同時にハウス外にはじき出すショットのことを言います。

相手チームのストーンを3つ同時にハウス外にはじき出すショットのことを言います。

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