カーリングの歴史

CURLING HISTORY

カーリングのはじまり

カーリングは500年ほど前、スコットランドのカーリングに似た遊びが原型で、凍った池の上で子供達が石をすべらせて遊んでいたところ、それを見た大人たちが、スポーツとして発展させていったとされています。
その当時は、底の平たい石を氷上に滑らせていました。

ルールの基となるものは200年ほど前(18世紀初め頃)のカナダで確立されたと言われています。その後アメリカの他スウェーデン、スイス等、ヨーロッパ諸国にも広まっていきました。

「カーリング」という名称は、630年スコットランドの印刷物の中で使用されているのが確認されています。

スポーツとして広がっていく

当初は近隣の人達で楽しむローカルなゲームでしたが、やがては街、地域、国での対抗戦が広がっていきました。
特にカナダでは国中で人気を誇るスポーツとなりました。

ウィンタースポーツであるカーリングは、南半球の暖かい国々ではあまり普及していませんが、北半球の寒い地域で人気のスポーツとなりました。

現在は世界の64の国と地域が世界カーリング連盟(WCF)に所属しており、カナダ以外もアメリカ、ヨーロッパ、アジアと世界中でカーリングが楽しまれています。

日本でも広がっていく

1950年、アメリカのカーリング博物館で、イギリスの将校からカーリングを教わっている日本軍人を描いた絵が発見されました。

しかし、日本でのカーリングの始まりは1936年と言われています。
ドイツの冬季オリンピックに出場した日本の選手団がストーンを日本に持ち帰り、長野県の諏訪湖でカーリングを試し、クラブを設立後、大会を開催しました。
その後、期間が空きましたが1970年代後半に、再び北海道で始まり日本でもウィンタースポーツとして定着されていきました。

近年の日本カーリング

近年では女子カーリングが2006年のトリノオリンピックで七位入賞、2010年のバンクーバーオリンピックでも八位入賞、2018年平昌オリンピックでは女子カーリングチームLocoSolareが銅メダルを獲得するという快挙を成し遂げました。

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